靴磨き ブラシ 1.靴磨きの方法と道具

靴磨き用豚毛ブラシ

投稿日:2018年9月7日 更新日:

靴クリームを革靴全体に塗布が出来ましたら、次に豚毛ブラシで革靴全体をブラッシングします。ブラッシングの仕方は「靴クリーム塗布後にブラッシング」の動画を参考にしてください。ブラッシングが終わりましたら、コットンなどの布で革靴全体を磨いてください。

馬毛ブラシのページでも書きましたが、豚毛ブラシも大きなものから、小さなものまで色々な種類があります。使い勝手を考えると、やはり大きめのブラシのほうが使いやすいですね。

豚毛ブラシのお値段を決める要素は2つ。一つは持ち手の木の材質と塗りの仕上げです。馬毛ブラシと同じです。

高級な木を使い、きれいな形に加工をし、表面をきれいに塗装するのには職人技が要求されます。職人さんがきれいに塗り仕上げたブラシの持ち手は本当に美しいものです。ブラシを所有する喜びが生まれてきます。

余談になりますが、知人に工業用ブラシを製造している方がいます。その知人が言われていたのですが、「工業用ブラシも靴磨き用ブラシも毛を植える方法は同じなので、靴磨き用ブラシを作ろうと思えば作れます。ただ、持ち手のキレイな木。これが普通では手に入らないのです。それぐらい、高級な靴磨き用ブラシの持ち手の木は貴重なんです」。

ブラシの持ち手を作る職人さんも年々高齢化が進み、減ってきています。7,8年前に、大阪で靴磨き用ブラシの木の持ち手を製造されている工場を見学したことがあります。木を削って、Rを付けて加工をしていくのですが、その加工をする機械自体が、職人さんが手作りで作った機械なのです。年季が入った、もうほとんど天然記念物みたいな機械です。それぐらい職人さんはこだわっていますので、他人が簡単には真似ができないのですね。

次に持ち手の木を塗るのですが、塗りの職人さんに見学を拒否されました。
企業秘密なんですね(^_^;)

さて、もう一つは毛の品質です。高級な豚毛は1本1本がキレイなツヤがあり、しなやかなコシと弾力があり、毛先が均一に並んでいます。海外製のお安い豚毛ブラシで時々見かけるのですが、船便などで長時間かけて輸入されてくる途中で、豚毛が虫に食われている場合があります。虫食いのブラシの特徴は、ブラシを横から見ていただくと毛先が揃っていません。ブラシは機械で植えますので、製作時には毛先が均一に並んでいるはずですが、所々2mmから3mmぐらい毛が短くなっています。

お店でブラッシング用の豚毛ブラシを購入される場合は、横から見て、毛先が均一に並んでいるかを確認されたほうがいいですね。当然、毛先が均一に並んでいるほうがキレイにブラッシングが出来ます。

豚毛ブラシは、おもに黒い毛と白い毛がありますが、どちらの毛も大量に流通していますので、白い馬毛のように貴重な毛という訳ではありません。

●管理人@伸太郎がおすすめの豚毛ブラシ(いちおう全部持っています)

1.コロンブスブラシ 豚毛
天然木の山桜を使用した持ち手が美しいです。毛の品質もよく、毛の長さもよく考えられていて、お値段もお手頃だと思います。総合点の高い豚毛ブラシです。こちらのブラシの毛は白のみです。


コロンブスブラシ 豚毛

2.さのはたブラシ 豚毛
持ち手の木にはブナ材を使用し、木目のきれいさを引き立てる「オイルステイン」という仕上げが、とてもいい雰囲気を醸しています。持ち手の木もRがついていて、ブラッシングがしやすいです。こちらのブラシの毛は、黒と白があります。


さのはたブラシ

3.江戸屋 豚毛ブラシ
亨保三年(1718年)創業の江戸屋さんのブラシ。江戸屋さんのモットーは、『誠実』、『良品』、『奉仕』。持ち手がS字型になっている独特の形状で、持ちやすくブラッシングがしやすいです。お値段は高めですが、上品な雰囲気のブラシです。こちらのブラシの毛は、黒と白があります。

江戸屋靴ブラシ&ブートブラック 馬毛
江戸屋 馬毛ブラシ

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