靴磨き クリーム 1.靴磨きの方法と道具

ブートブラック ハイシャインシリーズ

投稿日:2018年9月14日 更新日:

鏡面仕上げ(ハイシャイン仕上げ)専用クリームの元祖と言えば、やはりブートブラック ハイシャインシリーズです。

このクリームの最大の特徴は、下地用クリームと鏡面仕上げ用の皮膜を作るクリームに分けたことです。発売から10年近い年月が経ちますが、比較的簡単に鏡面仕上げが出来る上、コーティングの被膜がしっかりとしているため、通常のワックスで仕上げた鏡面仕上げよりも鏡面の状態が長続きするため、とてもファンの多い商品です。

下地用クリーム

ブートブラック ハイシャインベース

鏡面仕上げを効果的に行うための下地をつくるクリームです。鏡面仕上げ以外の下地処理にも使用できます。ハイシャインベースは靴全体に塗ってもかまいません。ハイシャインベースは、油性のワックスです。皮革の表面には目には見えませんが毛穴があります。その毛穴を埋めて表面を均質化するために使います。

ハイシャインベースは薄く塗って下さい。厚く塗るとまだらになる場合があります。革靴に薄く塗り、1~2分乾かしますと、全体が白っぽくなってきます。その後、メーカーさんの説明では、「布を湿らせて」と書いていますが、@伸太郎のやり方は違います。伸太郎は、「はあ~!」と靴に息を吹きかけて、磨くポイントをまんべんなく湿気で覆います。これがちょうどいい感じの湿り気となります。

鏡面仕上げをする場合、ほんの1滴ぐらいの水をつけて磨く場合もあります。普通の水でも大丈夫ですが、専用の水も販売をされています。

ブートブラック ポリッシュウォーター

精製水にエタノール(濃度20%)が入っています。このエタノールがワックスを柔らかくしてワックスをより平滑で鏡面に仕上げてくれます。外国ではスコッチウィスキーを使うケースが有名です。

鏡面仕上げ用の皮膜を作るクリーム

ブートブラック ハイシャインコート

ハイシャイン仕上げを効果的に行うためのツヤ出しクリームです。ハイシャインコートは乳化性のワックスで、きれいな輝きのある皮膜を作るために使います。

乾くと硬い皮膜が出来ますので、使う場所が限られています。靴のつま先部分及びかかと周辺のみにお使いください。もう少し厳密に言うと、靴のつま先やかかとには「カウンター」と呼ばれる硬い素材が入っており、その硬い素材が靴の形状を保っています。要は、カウンターの上部だけ、このハイシャインコートをお使いください。革が曲がる部分などに使うと、コーティングがひび割れを起こします。

ハイシャインコートを付けて磨く方法ですが、
「薄く塗る→はあ~と息をかける(水を1滴でも可)→布のきれいな部分で磨く」
(磨くときは、力を入れなくても大丈夫です)

この工程を数回行って、革表面に光沢を出して行きます。明るいところで、光沢を確認しながら磨いてくださいね。また、ハイシャインコートも薄く塗って下さい。厚く塗るとまだらになる場合があります。 ハイシャインコートで磨いていて、指に引っかかるような感覚があれば、それはまだハイシャインコートが平滑になっていませんので、頑張って磨いてください。

ハイシャイン仕上げに最適な目の細かい綿クロスです。

ブートブラック ポリッシュクロス(靴磨き クロス 3枚入り)

この商品は薄いですが、しっかりとしたコットンの生地です。鏡面仕上げの作業を効率よくしてくれる布です。

ハイシャインコートは硬い被膜を作りますので、時間が経って、汚れ落としで落とそうと思ってもなかなか落ちてくれません。そこでハイシャインコート専用の汚れ落としがあります。
ハイシャインクリーナー

ブートブラック ハイシャインクリーナー(汚れ落とし)

古くなったハイシャインの皮膜を落とすクリーナーです。ハイシャインの皮膜を強力に落とします。

ブートブラックの代表的な製品「ハイシャインシリーズ」を使って、鏡面仕上げに挑戦してみませんか。

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