靴クリームの紹介はいったん置いときまして、靴クリームを革靴に塗布しましょう。
コットンなどの布にクリームを付けて磨いてもいいのですが、靴クリーム塗布用豚毛ブラシがあれば便利ですし、手を汚すこともありません。
最も有名なブラシと言えば、やはりモウブレイ ペネトレイトブラシですね。
ペネトレイトブラシを靴クリームの瓶に入れて、少しだけクリームを付けます。それではどれぐらいの量のクリームを使えばいいのでしょうか?
メーカーさんの説明では片足分で米粒2、3粒ぐらいの量と言われています。ですので、毛先に少しだけクリームを付けてください。
上記写真のブラシは、コロンブス ジャーマンブラシNo,8です。用途は同じです。
ドバっと付けると毛の間にクリームが入り込み、クリームが乾燥をした時、ブラシの毛がガチガチに固まってしまいます。
靴クリームはよく伸びますので、少量のクリームを薄く薄く伸ばして塗ってください。
コバの隙間や、メダリオンと呼ばれる柄の穴や、皮革の縫い目の隙間など、ブラシがあれば本当にキレイにまんべんなく塗ることが出来ます。
靴クリーム塗布用ブラシは直接クリームを毛に付けますので、カラーごとに1本1本使い分けてください。
最近人気のあるイングリッシュギルドの靴クリームは瓶が深いです。
このように深い瓶の靴クリーム用に、長いブラシもあります。
イングリッシュギルド スプレッドブラシ
靴全体に薄くまんべんなく塗れましたら、次に豚毛ブラシで靴全体をブラッシングをします。