新しい革靴を買うと、とても嬉しいですね。でも、いきなり革靴を履いて街を歩いていませんか。
新品の革靴は、当然見た目はきれいです。でも、実際は革が乾燥をしている場合があります。特に外国製の革靴は、外国の工場で作られ、船か飛行機かで輸入され、貿易商社の倉庫に入り、小売店のお店の倉庫に行きます。
革靴を作られた時には、靴クリームを塗って出荷をしているはずですが、その出荷時からユーザーが革靴を購入するまでの期間はどれぐらいでしょうか?それは購入されるユーザーには分かりません。もしかしたら1ヶ月ぐらいかもしれないし、数ヶ月以上かもしれません。
【新品の革靴は乾燥をしている】
まずは、そういう前提で革靴を見てください。人間のお肌も乾燥するとつっぱりますよね。革靴の革も同じです。
また、革靴に塗られている靴クリームも数ヶ月以上が経過して劣化しているかもしれません。ですので、新品時こそ、汚れ落としのクリーナーで古いクリームを取り除き、しっかりと潤いが出るように靴クリームを塗布してください。
革靴を履くと、指の付け根あたりの革にシワができます。いわるゆる履きジワですが、この部分が最も痛む部分でもあります。ですので、新品時に全体に靴クリームを塗布すると同時に、履きジワができるあたりには多めに靴クリームを塗布して十分な潤いを与えてください。潤いを与えた状態にしてから新品の革靴を履きますと、履きジワもその人の足に合った自然なシワとなり、長い目で見ても革靴が長持ちをいたします。
もし革靴が乾燥していなかった場合でも、靴磨きをしてもまったく問題はありません。
ですので・・・新品の革靴を買ったらまずは靴磨き!