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まずは馬毛ブラシでホコリを落とそう

投稿日:2018年8月11日 更新日:

前回で、なにはともあれ「汚れ落とし」と書きましたが、最初に行う作業が馬毛ブラシでホコリなどを落とす作業です。

ホコリが付いていると、汚れ落としのクリーナーを塗った時、皮革に傷が入るおそれがあります。馬毛は毛が柔らかく、皮革を傷つけずにホコリを落とせます。

馬毛ブラシは大きなものから、小さなものまで色々な種類があります。使い勝手を考えると、やはり大きめのブラシのほうが使いやすいですね。

馬毛ブラシのお値段を決める要素は2つ。一つは持ち手の木の材質と塗りの仕上げです。

高級な木を使い、きれいな形に加工をし、表面をきれいに塗装するのには職人技が要求されます。職人さんがきれいに塗り仕上げたブラシの持ち手は本当に美しいものです。ブラシを所有する喜びが生まれてきます。

もう一つは、毛の品質です。高級な馬毛はツヤがあり、1本1本がきれいで、やわらかいのにしっかりとしたハリがあります。

さて、そんな馬毛ブラシですが、高いからホコリがよく落ちる・・・かというと、高いブラシでも安いブラシでも、そんなに大差はありません。

丁寧にブラッシングをすれば、安いブラシでもきれいにホコリを落とせます。ですので、ご予算に合わせて選べばいいと思います。

※これは皮革に使う場合のお話で、高級な繊維を使った洋服やスーツなどは高級な馬毛が良いようです。

●管理人@伸太郎がおすすめの馬毛ブラシ(いちおう全部持っています)

1.コロンブスブラシ 馬毛
天然木の山桜を使用した持ち手が美しいです。毛の品質もよく、毛の長さもよく考えられていて、お値段もお手頃だと思います。総合点の高い馬毛ブラシです。


コロンブスブラシ 馬毛

2.コロニルブラシ
お値段が安いわりには、持ち手に質感があり、安っぽく見えません。お安くても、そこそこ質感を求められる方におすすめです。

コロニル Collonil 馬毛ブラシ
コロニルブラシ

3.さのはたブラシ
持ち手の木にはブナ材を使用し、木目のきれいさを引き立てる「オイルステイン」という仕上げが、とてもいい雰囲気を醸しています。持ち手の木もRがついていて、ブラッシングがしやすいです。


さのはたブラシ

4.江戸屋 馬毛ブラシ
亨保三年(1718年)創業の江戸屋さんのブラシ。いや、このブラシ最高です。お値段も最高ですが(*^^*)
現在白い馬毛の流通量が減り、貴重な毛になっています。ご予算が許されるならば、江戸屋馬毛ブラシをおすすめいたします。

江戸屋靴ブラシ&ブートブラック 馬毛
江戸屋 馬毛ブラシ

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